明日、一つの区切りがつきます。
年末年始に製作が決定した、万貴音の2ndミニアルバム。
タイトル「Double Blind」。
いよいよ、明日完成する予定です。
この2ヶ月間、ほとんどこのアルバムの製作ばっかりやってきました。
相当濃密な時間でした。
音の洪水と毎日闘いました。
メインコンセプト、隠しコンセプト。
それが、1曲ずつに対しても、全体を通しても、定められてます。
まとまりがあるようで、ないようで。
感情のベクトルは不確定ながらも、どれも強くて。
一枚のCDに入った7曲を耳にしてくれる人が、どんな気持ちになるのか。
共感か、嫌悪感か。受容か、拒絶か。
はたまた、記憶に残らないのか。
たとえ嫌悪であっても、ハートに、脳味噌に、こびりついてくれたら、
このアルバムには輝きがあるということです。
俺は、基本的にですが、
わざわざ共感を求めて作ることをしません。
「これ、どうなん?なんか違うんじゃない?この考えって」みたいな意見、
聞いたら俺はニヤリと笑います。
「この一言の意味が分からん、納得いかない」って感想、
聞いたら俺はニヤリと笑います。
プラスであれ、マイナスであれ、揺さぶれることが俺の音楽の動機だからです。
明日が楽しみ。
俺と、相棒の万貴と、チーム万貴音のみんなと、
どんな顔をして笑えるんだろうな。