現在における至福の空間とは。
そう、温泉であります。
廿日市にある温泉「アルカディアビレッジ」に、家族と行ってきました。
正確に言うと、母上にたたき起こされて連行してきましたー。
温泉…いいですよね。
いつか自宅に温泉のある暮らしがしてみたいぐらいに。
泳げるほどにゆったりとした湯船に漬かり、
顔も知らない漢たちの隣で全身を磨き上げ、
サウナと死闘を演じ、
サウナと死闘を演じ、
サウナと死闘を演じ、
サウナと死闘を演じ、
サウナと死闘を演じる。
それが、俺の心的世界における、温泉の姿であります。
今回は3回ほどサウナに挑みました。
3回目は既に汗が出てなかったです。いいことなのか…?
1時間にわたって、温泉を堪能してきたわけなんですけども、
水に垂らしたインクのように広がった思いがありました。
腹の出たおじさまたちを横目に見ながら、
腹の出た自分の裸体を見ながら、思ったこと。
やはり日本は、総括的ににみて、裕福な国なんだと思います。
温泉に入る人間の7割ぐらいは、腹がぷよぷよしてます。
食に飽和してることを、暗に示しているわけです。
食に飽和するってのは、貧困生活においては、出来ることではありません。
その結果として、出っ張ったお腹のセルライトを、
必死で揉んでいるおじさまたちをみて、
さらに、同様に緩みきった自分のお腹を見て、切なくなりました。
世界の状況は、特に日本においては、いち早く情報が入ってくるわけです。
明日食べるものにも悩む世界があること、みんな知ってる。
そんなことを知りながら、こんなお腹になるまで、
堕落を貪っているのが、俺や、それに準拠した我々なのかもしれないな、と。
緩みきったお腹で、頭で、何を感じてるのか。
気に触った方がもしいらっしゃれば、ほんとに申し訳ないんですけども。
それぞれの生活があって、それぞれに謳歌すればそれが最上なんだと思いますけども。
ふと、少しそんなことを思って、頭から離れなくなった、本日の温泉だったのでした。
でも、温泉最高ですよ。マジで。
ps
鼻を10分ほど洗ってみました。ヒリヒリしました。