現在における至福の空間とは。

mmwodachin2006-05-20


そう、温泉であります。

廿日市にある温泉「アルカディアビレッジ」に、家族と行ってきました。

正確に言うと、母上にたたき起こされて連行してきましたー。


温泉…いいですよね。

いつか自宅に温泉のある暮らしがしてみたいぐらいに。


泳げるほどにゆったりとした湯船に漬かり、

顔も知らない漢たちの隣で全身を磨き上げ、

サウナと死闘を演じ、

サウナと死闘を演じ、

サウナと死闘を演じ、

サウナと死闘を演じ、

サウナと死闘を演じる。

それが、俺の心的世界における、温泉の姿であります。


今回は3回ほどサウナに挑みました。

3回目は既に汗が出てなかったです。いいことなのか…?


1時間にわたって、温泉を堪能してきたわけなんですけども、

水に垂らしたインクのように広がった思いがありました。

腹の出たおじさまたちを横目に見ながら、

腹の出た自分の裸体を見ながら、思ったこと。


やはり日本は、総括的ににみて、裕福な国なんだと思います。

温泉に入る人間の7割ぐらいは、腹がぷよぷよしてます。

食に飽和してることを、暗に示しているわけです。

食に飽和するってのは、貧困生活においては、出来ることではありません。

その結果として、出っ張ったお腹のセルライトを、

必死で揉んでいるおじさまたちをみて、

さらに、同様に緩みきった自分のお腹を見て、切なくなりました。


世界の状況は、特に日本においては、いち早く情報が入ってくるわけです。

明日食べるものにも悩む世界があること、みんな知ってる。

そんなことを知りながら、こんなお腹になるまで、

堕落を貪っているのが、俺や、それに準拠した我々なのかもしれないな、と。

緩みきったお腹で、頭で、何を感じてるのか。


気に触った方がもしいらっしゃれば、ほんとに申し訳ないんですけども。

それぞれの生活があって、それぞれに謳歌すればそれが最上なんだと思いますけども。

ふと、少しそんなことを思って、頭から離れなくなった、本日の温泉だったのでした。


でも、温泉最高ですよ。マジで。


ps
鼻を10分ほど洗ってみました。ヒリヒリしました。