うたをうたう。
現在、一ボーカリストとしての活動を中心にしているんですが、個人的には声ってのが一番難しい楽器のように思います。
出来ることならボーカルトレーニングをきっちり受けたいところなんです。これは切実に。
もっと楽に歌えないかなあ、とか、もっと声にパンチが出ないかなあ、とか。
もっと音程が安定せんかなあ、とか、もっと音域広がらんかなあ、とか。
言い出したらものっすごいキリがないぐらいなんですね・・・。最終的に、感情とか仕掛けとか、そういう自分の要求が声にうまく乗っかってる状態が目標です。
で、自分でやってる練習なんですが。
1.中音域から軽めに「ハ」とか「ア」とか「ホ」とかで伸ばす。んで半音ずつ下へ移行。
2.もっかい中音域から半音ずつ上へ移行。俺の場合は上のGぐらいまで上がります。
3.スタッカートでも発声。武道家の如く。肝(はら)から出す声が理想なんだそうです。
4.歌練習へ移行。少し楽なキーの曲を棒歌い。これはやんなきゃいけない。
5.同じ曲を感情やら起伏付けて熱唱。
6.キツめのキーの曲を棒歌い。これはかなりしんどいです。
7.同じ曲を感情付けて熱唱。大抵ぐだぐだになってます。
喉や腹筋ももちろん使ってるんですけど、何より耳を一番使います。
俺の声、鼻にかかったお子様ボイスなんで、それを何とかしようと画策中。昔は密度の濃い声をひたすら目指してました。今は空気大目のちょいハスキーも憧れです。
世の中、色んなタイプの素敵なボーカリストがいますね。ボーカリストの歌をそっくりそのまま真似るってのも上達の一歩だとか。うんうん。
もっかいやってみよっかなあ。誰の真似にしてみようか。考えてみよう。
模倣は馬鹿に出来ない。芸の道は20年間の模倣から始まる、とどこかで聞きました。根気強く頑張ってみます。