2007-11-14 いつもとは異なる配役。 今日は「戸田真理・多田愉可ピアノデュオコンサート」に出てきました。譜めくり、という仕事。曲が曲だけに、壮絶な集中力を必要としました。 2台のピアノのためのソナタ / プーランク 組曲「くるみ割り人形」 / チャイコフスキー ラ・ヴァルス / ラヴェル 2台のピアノのための組曲第2番作品17 / ラフマニノフ 個人的には生唾ごっくんな選曲でした。つーかもう、神業。高校時代はかなりのラヴェル好きだったんで、「ラ・ヴァルス」は感動でした。 2台のピアノが1つに溶け合う感じ。油断すると楽譜をめくるのを忘れそうになります。目を離すとどこまで行ったのか分からなくなるんですけどね。 ほんとに貴重な経験をさせていただきました。俺もふんぞり返ってビール飲んでる場合じゃないな。極限まで突き詰めたものの美を体感しました。