望んで、臨む。

皆さんご存知のとおり、現在私は自動車教習を受けております。

残すところ、テスト2卒業検定を残すのみ。

昨年末に入校してから、やっとこさ終わりが見えてきました。



技能教習の初期にこんなアドバイスがありました。

「カーブを走行するときは、自分が走るラインをイメージすること」。

こう走ろう、と考えて、実際に走ってみる。

最初はうまくいきません。ハンドルふらふら、走った軌跡もふらふら。

練習して、経験を積んで、今では何事もなかったように、

すーっと曲がって走れるんですね。



分かりきった、確定した未来には興味なんてないですけども、

望んだ未来に自分なりに道標をつけることは、すごく大事なことだと思います。



こんなことをしたい。

こんな人になりたい。



頭ん中にぷかぷかと浮かべてるだけでは、なかなかうまくいかないですね。

誰かがひょこっと持ってきてくれる場合もありますが、そんなの望んでどうするの。

望んでお終い、ではなくて。

望んだ後には、臨みましょう。

強い願いなら、より強い意思で臨む。

偶然に期待するなら、うまくいかなくてがっかりすること自体が甘いんではないかな。



俺のセンスのない運転だって、カーブぐらいは曲がれるようになったさ。

Fのコードだって、ちゃんと鳴るようになったさ。



望んだならば、責任もって臨みましょう。

俺はこーやってでかい事言って、自らの尻に火を着けてるのです。





鏡の中 疲れた顔がボクを見てため息ついている
「どうせ今日もいいことないんだろ?いっそのこと手抜きしちゃえばいいさ」

そんなことボクも ほんとは少し分かっているんだ でも今は
泥だらけのスニーカーで 水溜り蹴っ飛ばして虹をかけてみよう

Rainbow Sneaker / 万貴音