パブリックの音楽、プライベートの音楽。
ひとまず、パブリックな立場での音楽作りは区切りがつきました。
自分では勝手に三部作と称していますが、
去年の夏の「可部の歌」、
今年の春の「尾道の歌」、
そしてこないだの「広島市・川のうた」。
もちろん、応募するからには受かるつもりで作った曲たち。
パブリックというからには、応募する側からは、「狙い」というものが存在するわけですね。
それに沿って作った3曲。
小田貴音個人のこだわり云々というのはひとまず置いておいて、
テーマや狙い、要望に俺の音楽を沿わせる、という形で作ってきました。
一区切りついたこれからは、よりプライベートな立場で音楽作りをしていきます。
どの部分で「個性」と呼べるのかは、聞き手の受け取り方によるんだと思いますが、
より「こだわり」「空気」といったものを大事にする作り方にシフトします。
「独自性」と「独りよがり」の狭間は、えてして微妙なもんです。
ただ、より自由に作っていく感じになります。
こっから先の音楽にも、注目してくださいね。