父上と俺。

父上は、俺にとっては先輩であり、師匠である。そんな意識があります。

曲のアレンジについて、メロディと詞のマッチングについて、ライブへの臨みかたについて。

これまで、音楽活動をする上で、たくさんのサジェスチョンを与えてもらってます。


俺が求めているものについて父上は知っている。だからこそ、お世辞もなく、主観もほとんどないコメントをもらってます。

「良くなった」と言われることはぼちぼちありましたが、「良かった」という感想は、驚くほど少ない。


今日も、ライブの感想を聞いたりしたんですね。

シビアな意見をもらいました。「方向性が見えない。」

そして、具体的な、率直なコメントを。


内容はかなりシビアなものであり、さらにそれをここに掲載すると誤解を招きそうな意見も出てますので、割愛します。


話の焦点になったのは、「自分が持っているものを出すために、どうすればいいのか。どう動けばいいのか。」ということでした。

自分が今まで掴んできたもの、それをどうすればより深く伝えられるか。



父上の意見は的確だし、非常に参考になります。

ただし、自分の狙いと対立する部分もあり、100パーセント受け入れる、ということはしていません。

実りのある関係。それが、父上と俺。

お互いのことをきちんと評価しているからこそ、ぶつけ合える。そんな親子です。