人間ウォッチングは楽しいもんですね。

色んな人間がいるんだなあ、というのが最もよくわかる。

バスなんかの交通機関に乗ったりすることが多いんで、そういうときは大抵見てます、俺。

勿論、気になる人を見つけても、取材とかはしないので(当然です)、

完全に俺の主観で見てるわけなんですけども。

その人の性格やら、歩んできた時代やらを勝手に考えてしまうんですね。


迷彩服上下に身を包んだおじいちゃんとか。

大型サングラスとホットパンツでキメた、有閑マダムとか。

待ち合わせをすっぽかされて電話で凄んでるヤンキーとか。

スーツ姿のモヒカンとか。

通勤中に酒飲んでるおっちゃんとか。

満員のバスで週刊誌の特別マル秘袋とじを開封しちゃうフレッシュマンとか。


色んな人が見えてくるんですけども、時々感じることがある。

俺も、周りからできるだけ「外れない」ように生きてんだろうなあ、って。

色々怖くて出来ないことって多いんだろうなあ。

ちょっとした勇気で、俺も凄く変わるんだと思います。

そうしたら、もっと自由に生きられるのかなあ。










人前で袋とじ開ける勇気はいらないですけどね。

そんなもん、買わないですけどね。今は。