生と、非生。第一回。
音楽のアプローチの話ですね。曲を作っていくには、生演奏と、打ち込みがあります。
どっちがいいかっていう話はそこかしこで見かけます。俺もよく聞かれる。
今現在の俺について考えると、生至上主義には当てはまりません。昔は生至上主義でしたね。
生だろうと、打ち込みだろうと、創り出す最初は人間です。
世の中にある様々な高い音、低い音。強い音、弱い音。優しい音、攻撃的な音。無数にあるわけです。
音楽を創る側として、それらにはもちろんこだわりがあるわけで。それぞれのメリット、デメリットを考えながら選択していけばいいのではないかと思います。
産み出した「曲」に対してどう音楽するか。そのアプローチのスタイル、ポリシーなんかが関係してくると思うんですね。
ただ、これはどっちも対応出来る人、片方しか出来ない人ってのがいます。やはりそうだと表現の幅は狭くなると言えるでしょう。
音楽へのポリシーに関わってくる部分だと思いますが、柔軟さだけが良いわけでなく、ある意味頑固さってのも時には必要だと思ってます。
自分の音楽のどの部分に適用するか。生か非生かってのはこのカテゴリーに入るんではないでしょうか。
続きは次回にしておきましょう。